『東大生の選んだ勉強法』読んだ
読みました。東大家庭教師友の会の学生さんに聞いた勉強法がいろいろ紹介されています。
東大生という括りで学習法を提案する
他の学習方法のハウツー本と違って肝となるテクニック(「とにかく早く起きろ」とか「スキマ 時間だけでイケる!」とか)が無いこともあり、学習方法はバラエティに飛んでます。
同じ本の中でも真逆の学習法がある
例えばノートの取り方では、「同じ本の中でも綺麗なノートを 作って何度も見直すタイプ」と、「参考書や問題集を使うので自分だけがわかればいいので汚くてもいいタイ プ」の二種類がいます。
学習方法の提案者が複数いるからこそこういうことがあるんでしょうけど 、そこからプラスアルファで「こういう正確の人はこちらのやり方が向いてますよ」という相性診断 のようなコラムが随所にあります。
例えば記憶術のページなら、「読んで記憶する方 法は本好きの人向き、書いて記憶する方法は効率重視の人向き」といった具合です。
点の学習法ではなく、線の学習法にもできる
同じ回答者が別の章でも出てくるということが結 構ありました。「A君は暗記法はXだったけど、ノート術はYでストレス解消法はZ」みたいな感じです。これに よって、漠然と良さそうな小技を寄せ集めるのではなく、相性のいいテクニックをまとめて取り入れられます 。そこから自分に合う形に修正していけばいいのではないかと。
多種多様な学習法を 並べるだけでなく、どうすればその学習法で効果が出やすいのかがも考えて書かれている本だと思いました。
⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン!