ブログ藤子堂

元保育士の失笑系バンドマンです。音楽、漫画、デジタル。時々保育の話など。

【レビュー】わたしのウチには、なんにもない&なんにもない部屋の暮らしかた

シリーズを一気読みした。

前回先走って読んだ3巻(わたしのウチには~第3巻/レビュー記事はこちら)が面白かったので関連書類も読みました。

実は既婚で親とも同居する作者さん

前回はさらっと読み流してしまいましたけど、この作者さん。既婚で親とも同居されています(※旦那さんが婿養子)

あれだけガランとした家(イコール捨てまくった&それを維持している)の空間に片付け魔じゃない同居人がいるあたり、ただのゆるりまいさんはただの捨て魔というよりも、シンプルが好きな人とか、ミニマリズムの人という印象です。

ご本人も「捨て変態」を自称されており、家族の部屋に関する描写もありますが、彼らの部屋はごくごく一般的な量の物がある部屋です。リビングとかのなんにもない状態を維持するのにはみなさん協力的ですが、それはそれ自分の部屋は自分の部屋という割り切りされています。本当に片付け魔だったら多分家人の部屋のものまで処分したいでしょうし、同居人も苦痛に感じるでしょうが、お互いが不快に感じないところでバランスがとれているんだと思います。

あと1巻に書いてあったんですが、ここまで極端ななんにもない状態に目覚めたきっかけは、3.11の東日本大震災だったそうです。(詳細はわたしのウチには~1巻にて。)

震災をきっかけに断捨離に目覚めたという話はたまに聞きますが、ゆるりまいさんはその中でも、特に強く覚醒した人なのかなー、と思いました。


⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン!