図書館の雑誌リサイクルは色々もらえる穴場イベントだ!
図書館司書の資格は持ってるけど図書館で働いたことない藤子(@fjkbn)です。
突然ですが図書館で「雑誌リサイクル」というイベントが開催されていることはご存知でしょうか?
今回は藤子の実体験を元に、雑誌リサイクルがいかに神イベントなのかを紹介したいと思います。
雑誌リサイクルとは?
図書館司書の資格を持っている人にもあまり浸透していないこのイベントですが、実は雑誌以外にもいろんなものがもらえたりする、隠れた神イベントです。
多くの図書館は雑誌も資料として買ってますが、保存スペースの関係から一定期間経ったものは処分せざるを得ません。5年前のファッション雑誌とかはほとんど閲覧されませんしね。
そこで、せっかく処分するなら欲しい人に譲りましょう、というのが雑誌リサイクルのイベント趣旨です。図書館が処分するものイコール雑誌が大半なので、雑誌リサイクルという名前なわけです。
常設のリサイクルコーナーではなくイベントとして行われる場合、土日に開館と同時にスタートすることが多いです。ちょっと早起きしてサクッともらってサクッと帰れば拘束時間もほとんどありません。
こんな雑誌は手に入りにくい
雑誌リサイクルだからといって、普段図書館で読める雑誌が全てリサイクルに出されるわけではありません。
去年のバックナンバー
ジャンルにもよりますが、直近のものがリサイクルとして出されることは珍しいです。早くて2、3年前くらいじゃないでしょうか。
資料として価値や需要が高いもの
普段雑誌コーナーに置かれていることが多い月刊絵本(子どものとも、など)は出ません。いつ出版されたか中身にあまり関係ありませんしね。
どれだけ古くてもある程度貸し出しされていて、需要があるものはリサイクルにまわされる保管する図書館が多いです。
具体的に手に入るもの
具体的に雑誌リサイクルでもらえるものはこんな感じです。雑誌以外にもいろいろありますよー!
雑誌
基本的にこれがメインです。一人あたりの冊数制限が無いようなところだと、シリーズ全部1人で持ち帰ってしまう人もいるので、どうしても欲しいものがあるなら開館時間の前から並ぶ必要があります。
付録
ファッション用品やポストカードなど、普段の貸出では添付しにくい雑誌の付録なんかも持ち帰ることが出来ます。雑誌とは別々に置かれているので、セットで欲しい人は頑張って探してください。
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— 藤子@ポルノ超特急2days (@fjkbn) 2016年11月3日
最近の雑誌の付録は豪華なので、こんな掘り出し物もありましたw
ちなみに付録は個数制限あるところが多いです。藤子が行った図書館だとどこも一人1点まででした。
寄贈本
図書館に寄付してもらったけど、事情があって貸し出せないというような本がある場合も。一人(の偏った趣味の本)が大量に寄付していたりすることもあるので、もらえる本のジャンルはなんとも言えないです。
図書館以外に市役所でも小さいリサイクル本棚常設しているところがあります。
ネットで情報公開していない場合もある
ここまで読んで図書館の雑誌リサイクルに興味が出てきた人もいるかもですが、参加には一点注意が必要です。
図書館によっては、雑誌リサイクルの告知を大々的に行いません。
藤子は何館か参加しましたが、同じ市内でも館によってはネット上で告知をせず、現地のポスターや地域の広報誌のみで告知されているケースもありました。
おそらく混雑防止のためと、転売屋対策だと思います。職員としても、普段から図書館を利用している人たちに持って帰って欲しいというのが人情でしょう。
雑誌リサイクルに参加したい場合は、こまめに図書館に通ったり、広報誌を読んだりして開催を見逃さないようにしましょう。
おわりに
個人的にはトレーニング関係や料理、語学系の雑誌が狙い目です。載っている情報が経年劣化しにくいので、4,5年前の号でも十分役に立ちます。
図書館楽しいよ!⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン!
※あくまで藤子が参加した図書館の雑誌リサイクルがこうだった、という情報なので、イベントの形式・内容が異なっていたりそもそも雑誌リサイクルを行っていない図書館もございます。ご了承ください。